最近注目の美容鍼灸
近年、InstagramなどのSNSではモデルさん、女優さんをはじめ、男性タレントやスポーツ選手など多くの芸能人が美容鍼をしている写真をアップしています。
外見を美しく保つことは、ココロも明るくなり、より活動的に生活することができます。
このページでは、しわやたるみの原因や具体的な美容鍼灸治療の内容について解説します。
しわ、たるみの原因
しわ・たるみの原因
しわやたるみは表情筋の筋力低下や乾燥によって生じます。
また腰痛や膝痛と同じように代償運動も大きな要因の1つです。
代償運動
動作を可能にするメカニズムに不具合が生じると、なんとか自立して動作を行おうとして努力的に動き、失われた機能を他の動きによって補おうとする。
このことを代償運動という。
代償運動はある程度は動作を可能にするが、長期的にみれば二次的な問題を引き起こすことにつながる。
つまり、、、
表情筋の筋力低下
↓
本来使わない筋肉で代償して表情をつくる
+乾燥などの因子
↓
しわやたるみの発生
例えば、「目を大きく開ける」という動作は上眼瞼挙筋という上まぶたの筋肉が主に働く動きです。
しかし、この筋肉がうまく使えないと前頭筋というおでこの筋肉で代償して目を開けてしまいます。
この動作を日常的に繰り返すことでおでこにしわが発生してしまいます。
美容鍼灸について
目的
鍼灸治療の目的は大きく分けて
- 拘縮改善
- 血流改善
- 筋膜を整える
の3つです。
治療内容
拘縮改善
表情筋の筋力低下により、必要以上に働いている筋肉は硬くなってしまいます(=拘縮)。
丁寧に触診し、特に硬くなっている場所や痛みがある場所に鍼治療を行います。
血流改善
顔には三叉神経という神経があります。
この神経の近くに鍼を打つことで、高い血管拡張効果が得られ、表情筋が緩み顔全体の血色が良くなります。
筋膜を整える
しわやたるみの原因には筋膜も大きく関わります。
筋膜に対してはてい鍼という刺さない鍼を使用し、タッピングという技術でコリをほぐし位置を正します。
頻度
はじめは週1の治療頻度をご提案させていただいております。
しわやたるみの原因は筋力低下による代償運動が大きいので、顔の筋力をしっかり使えるようになるには30歳で2ヶ月、40歳で4ヶ月、50歳で6ヶ月、それ以上は1年と言われています。
当院で行う美容鍼は、その場だけの効果ではなく、腰や膝と同じように根本原因からアプローチしココロもカラダも美しくなることを目的としています。
そのため、最低でも週1回の頻度で半年間通院して頂く必要があります。
この場合、経済面の不安があると思いますので、定期治療の方にはお得なプランもご用意させていただいておりますのでお気軽にお問い合わせください。
※しわには皮膚を引っ張って消える《小しわ》と、引っ張っても消えない《大しわ》があります。
大シワに関しては鍼灸治療で完全に消えることは少ないです。
小シワに関しては鍼灸治療によって拘縮が改善され改善されることが多いです。
参考文献
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